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そらは、日本ではまだ例のほとんどない、脊髄内に血管が入り込み、成長により、神経を刺激したことで激痛を伴い、まったく動くことができなくなるといった難病であることがわかった。
本当に突然に、娘が障害者としての一生を過ごさなければならないことを言い渡されてしまったまさねえちゃんは、さすがに憔悴しきった様子だった。
そらは、事情はよくわからないままにも、まったく動かない自分の下半身に、戸惑いを隠せず、病院でもひどく荒れていた。
まさねえちゃんは、そんなそらに、いつものように接し、毎日そらの看病に通いつめながらも、なぜかPTAや地域の仕事も今まで以上に精力的にこなしていった。
もしかしたら、そらの今後を考え、障害者となってしまうわが子を、今後も受け入れてもらえるよう、がんばっていたのかもしれない。
ただそれも、このころからのまさねえちゃんは、一日中そういった活動に動き回り、わが家での座談会もほとんどできない状況で、何を考えているのかは回りは理解できないほどに、働きづめになっていた。
そんな日々がしばらく続いたある日、まさねえちゃんがふらっと我が家の玄関前に立っていた。
うっすら涙をためて・・・
あまりにも突然に自分の身に起きてしまった不幸に、どうすることもできない憤りを感じているそらは、雅ねえちゃんに病院であたることしかできないようだったが、毎日、雅ねえちゃんもどうしてやることもできないことに苦しんでいた。
この日は、そらに病院で、二度と来るなといわれ、さすがにつらかったようで、母に愚痴をこぼしに来たようだった。
それでも、明日もまた、そらに会いに行くと母に伝え、自宅に帰った雅ねえちゃんだったが、その日の夜、まさねえちゃんが救急車で運ばれた。
もう、限界はすでに超えていたのかもしれない・・・。
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